細田守監督が「時をかける少女」に続いて脚本・奥寺佐渡子、キャラクターデザイン・貞本義行とともに描いたオリジナル長編アニメーション作品です。
2009年8月1日まさに夏に公開されたこの作品は細田監督作品の中でも、かなり人気がありますよね。
毎年のように夏になると見たくなる作品のひとつではないでしょうか?
なぜこの作品が
他の細田作品以上に人を惹きつけるのか?
そんな「サマーウォーズ」の魅力とポイントについて今回は、まとめていきたいと思います。
なぜ人気?
作品のクオリティが高く。
ネットの戦いと田舎の美しい自然。
個性あふれる大家族のキャラクター。
人と人の絆で大きな敵に立ち向かう。
このあたりが理由ですよね!
地上波で放送されればtwitterのタイムラインが
「よろしくお願いしまぁぁぁぁぁあす!!」
で埋め尽くされるほどの人気です。
本当に何度も見たくなる作品の一つですよね!
あらすじ
天才的な数学の能力を持つ内気な高校2年生、小磯健二(こいそ けんじ)彼は憧れの先輩、夏希(なつき)から夏休みのアルバイトを頼まれ、彼女の田舎を訪れます。
そこに待っていたのは、夏希の親戚家族の個性あふれる面々。
この日は、夏希の曾祖母、栄( さかえ)の90歳の誕生日。その祝いの席で、夏希のフィアンセのフリをする、というバイトの中身を初めて知り困惑する健二だったが…。
あらすじを見るだけで面白そうですね笑
魅力とポイントは?
この作品の魅力の中でも一番のポイントは
人と人の絆にあると思います。
「サマーウォーズ」に登場するこの親戚たち(陣内家)は戦国時代から続く名家です。
陣内家関係者27人が作中に登場しています
まさに大家族。
子供の頃、夏の一番暑い時期に田舎の親戚の家に墓参りに行ったことを「サマーウォーズ」を見るたび思い出します笑。
そんな陣内家の個性豊かな面々も魅力の一つですよね。
年齢の幅も0歳から上は89歳まで、3人組の子供達や結婚しない姉弟、男三兄弟とその奥さん達。
憧れのおじさんや生意気ないとこの少年。
など個性豊かな陣内家の人々。
特に大人の面々の職業も魅力の一つです。
元教師である栄おばあちゃん、漁師、内科医、市役所職員、陸上自衛隊、電気屋、介護福祉士、救急救命士、消防士長、レスキュー隊員、警察官、そして研究者と本当に様々な業種の面々です。
もう小さな街ですよね笑
これだけの個性豊かなメンバーなら、大きな敵に立ち向かう事もできますよね!
栄おばあちゃんが各界のお偉いさん達に連絡するシーンでも、人と人との繋がり、絆を非常に強く感じますよね。
ちなみに
この作品の監督を務めた細田監督は親戚を呼ばずに結婚式をされていたらしく、結婚後に妻の実家に行った際に、親戚一同が集まっていて、半ばサプライズのような形で披露宴が行われたらしいです。
この時の細田監督の驚きと戸惑いが、主人公の健二がヒロインの夏希に連れてこられて、いきなりたくさんの家族に囲まれた時の心情とマッチしていますよね。
こんな話も
結婚して彼女の実家に挨拶に行った際に親戚が急に倍に増えたという感覚が
『サマーウォーズ』
へ繋がっていったという話もありました。
「サマーウォーズ」でもう一つの魅力になるのが「OZ(オズ)」。の存在ですよね。
OZは世界中の人々が集い、楽しむことができるインターネット上の仮想世界。
s-wars.jp
人々は自分の分身となるキャラ<アバター>を設定して現実世界と変わらない生活をネット上で送ることができます。
初めて「サマーウォーズ」を見た時にこのOZの世界観にとてもワクワクしましたよね。
こんなに魅力的なキャラがたくさん出てくるのにさらに個々にアバターを持っているなんて面白い以外ないですよね笑
さらにネットの世界でも絆というものが広がっていきます!
どのキャラクターがどんなアバターを使っているのかも楽しめるのが、この作品のポイントの一つですよね。
OZの世界の中でも絆の力がかなり出てきますね!世界中のアバター(人達)と力を合わせて、、なんてゆうのもグッときますよね。
デジタル化した現代社会にもあり続ける人の絆のようなものを強く感じます。
まとめ
最近ではコロナの影響でフェスが中止になったりなど、中々集まってわいわいなんてこともできなくなってしまいましたよね。
今「サマーウォーズ」を見るといっそう人と人の絆って大切なんだなと感じる事ができました。
皆さんも今一度ご覧になってくださいね!
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