細田守監督が気弱な数学少年のひと夏の大冒険を描いたSF青春アドベンチャーです。
「サマーウォーズ」は2009年8月1日に公開された作品で、細田守さんの手がけたアニメ映画の中でもかなりの人気を誇っています。
そんな「サマーウォーズ」を調べていく中で
「ぼくらのウォーゲーム 焼き直し」
というキーワードをよく目にしました。
なぜそのようなワードが出てくるのでしょうか?
今回は「サマーウォーズ」と「ぼくらのウォーゲーム」の関係についてまとめていきたいと思います。
サマーウォーズ・ぼくらのウォーゲームの焼き直し?
内容がかなり似ていますが、全て焼き直しというわけではありません。
まずは「ぼくらのウォーゲーム」について少し説明していきたいと思います。
「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」とは、2000年公開の東映アニメフェア短編作品です。
上映時間は約40分と短く。
TVアニメ「デジモンアドベンチャー」の後日談になっています。
選ばれし子供たちが、デジタルワールドから帰って来てから迎える2000年の春休みにネット上で生まれた新種のデジモンが、ネットワークを介して世界に混乱を招きます。
再び相棒のデジモンとタッグを組んだ太一たちは、限られた時間内で新種のデジモンを倒すことが出来るのか?
といった内容になっています。
そんな「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」と「サマーウォーズ」どういった点が似ているのか少しまとめていきたいと思います。
似ている理由について
理由は、どちらの作品も細田守さんが監督をされておりサマーウォーズの原点になっているからです。
ストーリーも「ぼくらのウォーゲーム」の影響がかなり多く見られます。
どちらの作品も休み期間中である
「サマーウォーズ」では夏休み「ぼくらのウォーゲーム」は春休みという設定になっていますね。
ちなみに「ぼくらのウォーゲーム」の日付は、作中に出てくる刺身の製造日から2000年3月4日になっており、一般的ではないですが春休みとなっています。
また、この日は映画の公開初日でもあるみたいです。
舞台はインターネットでバーチャル空間の背景が類似している
どちらの作品もインターネットの中での出来事を中心にストーリーが展開していきます。
そのインターネットの中の背景がほとんど同じです。
田舎が出てくる
「サマーウォーズ」では田舎の実家が舞台となっていますね。
「ぼくらのウォーゲーム」では島根の田舎町が出てきます。
電話をかけて多くの人に協力を求める
サマーウォーズでは栄おばあちゃんが各界の人たちに電話をかけるシーンがあります。
少しニュアンスは違いますが同じように電話で仲間のキャラクター達に助けを求めるシーンがありました。
インターネットを通して世界中の人々が戦いを観戦している、その世界中の人達が主人公を助ける
これは両作品に通づる、大きなポイントの一つと言ってもいいですよね。
時限爆弾が発動するが、時間ギリギリで回避し助かる
どちらも最後の1番緊迫するシーンにこの演出がでてきます。
ちなみに「ぼくらのウォーゲーム」の劇中に出る10分のカウントダウンはほぼリアルタイムでの進行になっているらしいです。
パソコンのEnterキーを押すシーン
「サマーウォーズ」ではお馴染みのシーンですが「ぼくらのウォーゲーム」にも同じようにエンターキーを押すシーンが出てきます。
まとめ
今回はサマーウォーズとぼくらのウォーゲームの関係性について書いていきました。
サマーウォーズとの類似点はまだまだたくさん出て来そうですね!
それお踏まえて両作品を見直してみるのもいいかもしれませんね。
最後までありがとうございました。
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