スタジオジブリ制作のアニメーション映画。
『猫の恩返し』
『耳をすませば』の主人公である月島雫が書いた物語という位置付けのスピンオフ作品です。
この作品にはタイトルに猫とあるように、たくさんの猫が登場します。
その中に出てくる猫のユキちゃんというキャラクターがいます。
そんなユキちゃんにはこんな噂があります。
ユキちゃんは実は死んでいる?
どうゆうことなのでしょう?
今回はそんなユキちゃんの不思議な噂に迫って行けたらと思います。
猫の恩返し・ユキちゃんは死んでる?
原作でユキちゃんは交通事故で死んでいたという設定のためこういった説がでてきたと思われます。
ある日、車にぶつかりそうになったネコを助けた主人公のハルは、その恩返しに猫の国へ連れて行かれそうになります。
困るハルの耳に「猫の事務所を探して」とキレイな声が聞こえてきました。
この声の正体こそ、白猫のユキちゃんでしたよね。
ハルが幼い頃に出逢った白猫。
ハルを助ける為に彼女を「猫の事務所」へと導いた「不思議な声」の張本人。
悲しそうな垂れ目をしている。
かつてハルに食べさせてもらったことから、人間界で売っている魚の形をしたクッキーが大好き。
自身の名前が「ユキ」であるためか、「ゆ」と発音できる数少ない存在である。
猫王のお城で給仕をしている。
ルーンとは恋人(恋猫)関係にあり、終盤にプロポーズを受ける。
原作では、ユキちゃんはハルの飼い猫という設定で登場するらしいです。
しかしハルが小学生の時に、交通事故で死亡しています。
この設定がなぜ映画で採用されなかったというと
映画版「猫の恩返し」ではファンタジー色の強い作風のため、ユキちゃんの悲しい過去は暗く重いのでカットされています。
原作でユキちゃんは猫の国を「自分の時間を生きられなくなった猫が来るところ」と表現します。
「猫の国」=「(猫にとっての)死後の世界」という意味合いです。
ですが、お城で給仕猫をしたり王子さまと恋をし結婚したりしているので、必ずしも悲しいイメージではないようですね。
このような原作での設定が、ユキちゃんは死んでいる?
という噂に繋がったのではないでしょうか。
種類や声優について
ゆきちゃんの種類はおそらく雑種であると予想できます。
実際の猫の話ですが、白色の体毛は遺伝的に親から子供へと
受け継がれ、現れやすい特徴らしいです。
黒い毛より白い毛が優性ということですね。
「白猫」は警戒心が強めで日本では白猫は縁起が良いとされ、招き猫なんかも基本は白色ですよね。
自然界において白い色は目立つためか、白猫は警戒心が強く神経質な性格をしているといわれているらしいです。
オスはマイペースで甘えん坊、メスは警戒心が強くほどよい距離感で飼い主だけに懐く傾向があります。
ハルの護衛に失敗したムタに「大したことないのね」というなど、少々気の強い姿を見せることもあるので実際の白猫の性格ともリンクしているのかもしれませんね。
声優について
声優は前田亜季さんが担当されています。
前田亜希さんとは、どんな人なのでしょうか?
前田 亜季(まえだ あき、1985年7月11日 – )は、日本の女優。
東京都出身。アルファエージェンシー所属。法政大学国際文化学部卒業。6代目中村勘九郎は義兄(姉婿)である。
実姉である前田愛と共に、子役時代に「チャイドル」と呼ばれていた。
Wikipedia
主な出演作品として、NHK教育『天才てれびくん』てれび戦士(1996年度 – 1997年度)、映画『バトル・ロワイアル』(2000年) などがある。
プロフィールを見て誰か思い出しました!笑
ユキちゃんにピッタリの女優さんですよね。
個人的には、前田亜希さんの出演されている作品の中では「リンダリンダリンダ」がオススメですね。
「猫の恩返し」とは全然関係ないですが笑
非常にオススメの作品です!
まとめ
今回は猫の恩返しに出てくるユキちゃんの少し変わったテーマで書いていきました。
映画を作成するにあたり設定が大きく変わっていたことがわかりましたね。
素敵なキャラクターがたくさん登場する
「猫の恩返し」
原作の内容とすり合わせて映画を見てみるのも面白いかもしれませんね。
最後までありがとうございました。
コメント