君の膵臓をたべたい(アニメ)梅酒の意味は?理由についても

ANIME

2018年9月に公開された劇場アニメ

君の膵臓をたべたい

原作は累計300万部以上のベストセラー小説にもなっており作者の住野よるさんのデビュー作にして代表作にもなっています。

2017年には、浜辺美波、北村匠海さん主演で実写映画化もされており、興行収入35.2億円の大ヒットとなっています。

今回はそんな『君の膵臓をたべたい』の中に出てくる梅酒というキーワードに的をしぼってまとめていけたらと思います。

ネタバレ注意!!

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君の膵臓を食べたい・梅酒の意味は?

梅が桜と同様に春の木だからという意味からです。

いきなりネタバレになりますが、主人公の名前が春樹(はるき)ですよね。

春の樹といえば、「桜」

そしてヒロインの名前が桜良(さくら)です。

「桜=春の樹」という関係が成り立ち、これは2人が一心同体であることを示しています。

ラスト、桜良の日記中には
「桜が春を待っているみたいに」という台詞のシーンも出てきましたね。

旅行に行く新幹線の中での桜良のリアクションも、春樹という名前を聞いたことで、なにか運命的なものを感じたのが理由だったのでしょう。

春樹の名前が最後まで出てこなかったのは二人の運命的な繋がりの大きなキーワードになっていたからだったんですね。

この春=桜=梅これが梅酒というキーワードにつながっていきます。

他にも理由があるので紹介していきたいと思います。

理由についても

梅酒は春=青春を象徴し、未成年の飲酒を少し柔らかいイメージさせ、さらに大宰府天満宮に二人が旅行に行ったことが理由です。

この作品には梅酒が出てくるシーンが何シーンかあります、二人が福岡に旅行に行った際にホテルではっきりお酒だとは描かれていませんが、梅酒を飲むシーンが出て来ましたよね。

どっちにしろ桜良が酔っていたのでわかりますけどね笑

原作ではガッツリ梅酒のソーダ割りを飲んでいます。
ホテルに行く前のもつ鍋屋さんではワインを飲んでいるシーンもあります笑

こちらも原作ですが
「かっこつけてるわけじゃないよ、お酒好きなの。飲まない?」
というセリフが出てきます。

原作、アニメ、実写でかなり桜良の印象ちがってきますね。

実写映画では初めてお酒を飲んだ設定になっていますね。
浜辺美波さんのほろ酔いシーンがすごくGoodでした。

未成年のお酒は良くないと、されていますが個人的には親に内緒で旅行に出かけ、未成年の二人がこっそり飲むお酒はなんだかグッとくるものがありますよね。

ここでストロングゼロ飲んでたらなんか違いますよね笑

これが梅酒となると少し柔らかく感じますよね、これも梅酒である理由だと思います。
しかも、もうすぐ死んじゃうんですよ、少し思い出して悲しくなってきました笑

個人的にヒロインが死んじゃう系の作品あまり得意じゃないです笑

原作には春樹の感想で
「久しぶりのアルコールは、爽やかな香りと裏腹に甘ったるかった。」
とあるのですが、この表現すごくいいですよね。

少しわかりにくいですが、アニメのラストシーンで桜良のお墓の前に梅酒がお供えされています。

原作、実写映画では旅行に行った際の大宰府天満宮のシーンが多くありますが、アニメでは一瞬だけでした。

ちなみになぜ太宰府で梅酒なんでしょうか?

調べるとこうありました。
太宰府天満宮に梅があるのは、菅原道真が梅をこよなく愛していたからだといわれているらしいです。

原作では桜良の遺書を読むシーンで「当たってたら、私の墓前に梅酒でも置いといて(笑)」というセリフもでてきます。

ちなみに、こちらも原作の話ですが桜良の死後、春樹と恭子の二人で日帰りで二人が旅行した場所にもう一度行っています。

最後のシーンのお供えは、その際に買ったお土産です。

これは上記でも少し補足しましたが
学問の神様がいた場所にできた梅で作られたもので、お墓にお供えされた瓶にも太宰府と記載されていましたね。

原作では君はまだ十八歳だけれど、特別に許してあげよう。味見した感じは美味しかったよ。」というセリフも出てきました。

原作の話ばかりになってしまいましたね笑

まとめ

今回はアニメ「君の膵臓をたべたい」梅酒の意味や理由についてまとめていきました。

意外にもただ梅酒を飲んでいたわけではなくそこには意外な意味が込められていたんですね。

小説、アニメ、実写で梅酒の見せ方もそれぞれ違うところがあるので、そちらも見比べて見てみるのも面白いかもしれませんね。

最後までありがとうございました!

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