1992年にスタジオジブリで制作された日本の長編アニメ映画。
「紅の豚」
世界大恐慌の時代のイタリア、アドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す海賊ならぬ空賊。
それを相手に賞金稼ぎで生きるブタの姿をした退役軍人操縦士ポルコの物語です。
皆さんもう何度も見たであろう今作ですが、この「紅の豚」にもとても魅了的なヒロインが登場します。
ジブリ作品といえばヒロインですよね。
そう、皆さんご存知「フィオ」です。
今回はそんな「フィオ」についてまとめていきました。
紅の豚・フィオのその後は?
フィオは物語の後、ピッコロ社を継いだようですね。
これはラストのセリフで語られています。
イタリア空軍の出動が空振りに終わって、私がミラノに帰る日が来てもポルコは姿を見せてはくれなかった。
でもその代わりに私はジーナさんととてもいい友達になった。
あれから何度も大きな戦争や動乱があったけれど、その友情は今も続いている。
ピッコロ社を継いだあとも夏の休暇をホテル・アドリアーノで過ごすのは私の大切な決まり。
ジーナさんはますますキレイになっていくし、古い馴染みも通ってくる。
そうそう。まだ大統領にはなってないけどミスターカーチスも時々手紙をくれる。
あのアドリア海の夏が懐かしい。
ジーナさんの賭けがどうなったかは私たちだけの秘密。
ジーナとはその後も仲が良く夏の休暇には毎年ホテル・アドリアーノで過ごしているようですね。
作中でも元気のいいハツラツな性格の「フィオ」なら会社を継いでバリバリ働いているのが想像できますよね。
紅の豚・フィオの年齢は?
- 名前:フィオ・ピッコロ
- 性別:女
- 声優:岡本明美
- 年齢:17歳
1912年 – 1913年生まれの17歳。
ピッコロのおやじの孫娘、飛行機設計技師。
同じく技師である彼女の父親は元空軍パイロットで、大戦中はポルコと同じ部隊に所属していました。
アメリカでの修行経験があり、ポルコが愛機の再設計を任せるほどの才能を持っています。
紅の豚・フィオの声は?
フィオの声は、マウスプロモーション所属の声優、岡村明美さんが務められています。
岡村明美さんは、活発なフィオにピッタリの明るい声で、海外映画やドラマの吹き替えも多くされています。
イタリアが舞台のこの作品のヒロイン役に抜擢されたのは納得ですよね。
男の子の役もこなし中性的なその声は、おてんばで男勝りなフィオにバッチリはまっていますよね。
ジブリ作品のキャラを演じたことで注目を浴びることになり、その後も多数のアニメなどで声優として活躍されています。
有名な役で言えば「ワンピース」のナミ役などが有名ですよね。
紅の豚・フィオの性格は?
フィオの性格は非常に男勝りです。
豚の姿をしたポルコに臆することなく、ポルコの愛機の設計をできるように説得する姿も。
巧みな交渉と言うよりかは、彼女の熱意、純真で相手も納得することも多くみることができますよね。
空賊のマンマユートにも恐ることなく、ポルコの飛行艇を斧で壊すことやポルコをボコボコにするのを止めさせていましたね。
しかし、場の流れに任せて見栄を張って大きなことを言ってしまった時には、後から本当は怖かったという本音をもらすシーンもありましたよね。
紅の豚・フィオのセリフ
- 私ね、小さい時から飛行艇乗りの話を聞いて育って来たの。飛行艇乗りの連中ほど気持ちのいい男達はいないって。おじいちゃんはいつも言ってたわ。それは海と空の両方が奴らの心を洗うからだって。だから飛行艇乗りは船乗りよりも勇敢で陸の飛行機乗りより誇り高いんだって
- 何をトンカチなこと言ってるの、ちっとも分かってないじゃない。あなたたち恥ずかしくないのかって言ってるの。アメリカのカーチスに助けられてよく平気ね。お母さんが聞いたら きっと泣くわ。何よお風呂にも入らないで、ポルコはアドリア海の飛行艇乗りの名誉と誇りの為にカーチスと一対一の対決をしにここへ戻って来たのよ。意地も見栄もない男なんて最低よ、堂々と戦いなさい
どちらのセリフからもフィオの性格がよく現れていますよね。
紅の豚・Twitterまとめ
まとめ
今回は「紅の豚」に登場するヒロインの「フィオ」についてまとめてみました。
ジブリのヒロインの中でも活発で男勝りな彼女にはたくさんの魅力がありましたね。
最後までありがとうございました。
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