2021年12月よりNetflixにて2022年1月よりTOKYO MX、MBS、BS11にて
アニメ化された『ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン』
この第6部ストーンオーシャンですが、バトルが少し難解ですよね。
物語序盤で条太郎と徐倫が面会しているとこにジョンガリ・Aが襲撃してくるのですが、
あれ?これ今どうなってるの?
という疑問が生まれたので今回はジョンガリAと空条徐倫の戦闘について解説していきたいと思います。
※ネタバレあります※
ジョジョの奇妙な冒険6部ジョンガリAは幻覚か実在するかを解説!
ジョンガリAは実在しますが、戦闘内容の複雑さにより幻覚や実在といったキーワードが目立っています。
なので解説していきたいと思います。
看守からの情報で、徐倫の元に承太郎が面会に現れたことを知ると
ジョンガリAは復讐のために行動を開始し、スタンド「マンハッタン・トランスファー」を面会室に送り込みます。
空気の動きを読んでライフルで狙撃し、看守を始末し承太郎を負傷させ、さらに徐倫達を逃がそうとする「少年」を標的にします。
しかし、徐倫がガスパイプを破壊して空気とガスの「層」を作ったことで、気流を読めなくなり、「マンハッタン・トランスファー」を捕らえられて倒されます。
と、思われたのですが
『まさかッ ちょっと待ってッ! バカなッ!
ヤツがいるッ!!』
何と、200~300mも離れた男子監にいるはずのジョンガリ・Aが一瞬で現れ、徐倫達に銃口を向けてきます。
ここは承太郎が退け、今度こそ危機を回避します。
徐倫は秘密の通路を教えてくれた少年を探すのですが
『何をいってるのかわからない「少年」とか「あの子」とは何の事だ?』
確かに面会室で少年の声を聞いた承太郎と、話が全く噛み合いません。
そして
『撃たれた傷はどうしたの?…左肩の……血が出てないばかりか…服も破れてない
あっ…あたしのッ!ジョンガリ・Aの弾丸で傷ついた………あたしの首の下の傷も!?』
先程の戦いで受けた傷もなく、しかもさっき現れたジョンガリ・Aと思われた男は看守でした。
混乱する徐倫が気がつくと、承太郎や看守もろとも、面会室で攻撃され肉体を溶かされていたのです。
ちなみに、「幻覚を見ながらドロドロに溶けていく」のは「Xファイル」の事件がモチーフになっているようですね。
ここまでの出来事が、
この「真の攻撃(ホワイトスネイク)」によって見させられていた幻覚です。
それでも、「ストーン・フリー」を使い承太郎を目覚めさせて何とか脱出した徐倫達の前に、やっと現実のジョンガリAが登場します笑
全て幻覚の中の存在と思われたジョンガリ・Aは実は「実在の人物」であり、再び銃口を向けてきます。
実は敵は2人で、全ては始めから仕組まれたことだったんですね。
そして、もうひとり敵によってスタープラチナを奪われた承太郎を撃つと、さらに徐倫をも始末しようとジョンガリAは銃を打ちます。
しかし、徐倫が銃口に伸ばした糸で弾丸は軌道を外します。
さらに足を縛られて動きを封じられると「ストーン・フリー」のラッシュを受けて今度こそ、ジョンガリAを倒すことができます。
この一連の「対ジョンガリ・A(&ホワイトスネイク)戦」はあまりに現実と幻覚が入り交じり、スナイパーのはずのジョンガリ・Aがいきなり直接現れるなど、分かりにくい部分も多いことから
ジョンガリAが幻覚なのか実在するのか、という疑問が生まれるのも納得ですよね笑。
意味不明な理由について
これは、承太郎のスタープラチナに確実に時を止めさせるために複雑な戦術がとられていたことから、意味不明な混乱する内容になっています。
まずジョンガリ・Aの能力自体は本体の持つライフルと気流を読むスタンド
マンハッタン・トランスファーによる
正確な射撃という非常にシンプルなものです。
このバトルを必要以上に複雑で意味不明にした原因は、
ジョンガリ・Aの背後に隠れていたホワイト・スネイクのある能力にこそありましたよね。
その能力とは対象を眠らせて幻覚を見せ、眠っている間にその肉体を徐々に溶かすという一種の幻覚能力です。(ネタバレになりますが、この眠らせる能力が登場したのは初回のみ)
そして、この難解な戦闘は承太郎からディスクを確実に抜き取るための演出にもなっています。
ホワイトスネイクとジョンガリ・Aの二人がかりでも、承太郎からディスクを抜き取るのは不可能でしょう。
そのため、徐倫という足手まといとなるコマを使っています。
承太郎は敵がジョンガリ・Aだけだと思っていました 。
本来、幻覚を見せたままディスクが抜き取れれば一番よかったんですよね。
そうすれば、邪魔な二人はドロドロに溶けて死んでいたでしょう。
幻覚から抜け出された時のことも考え、ジョンガリ・Aが幻覚を見せれるスタンド使いでマンハッタン・トランスファーというスタンドは幻覚の中だけの虚構のスタンドだ。
と誤認させ、自分たちを襲っているスタンド使いは実は二人いたということを悟られにくくしていたんですね。
実際、承太郎はこれに気づくことができず
徐倫をかばい時を止め、
その隙をつかれてやられてしまいます。
視聴者も混乱していますが一番は承太郎だったということですね笑
まとめ
- ジョンガリAは実在します。
- 戦闘シーンの複雑さにより現実か幻覚かわかりにくくなっている。
書いてても非常に混乱しました笑
最後までありがとうございました。
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