どうもこんにちは、少し前の記事でも書いたジブリキャラなんの病気?シリーズですね。
正直あんまり病気とか嫌ですよね。
かなしくなるね
でも、小さい頃に見て気になった人もいるんじゃないんですかね?
「となりのトトロ」に出てくる、メイとサツキのお母さんて何の病気なんだろう?
ジブリって可愛いファンタジーな中にグサっとくる現実みたいなのが突き刺さる時ありますよね。
今回は、そんな「となりのトトロ」に出てくるお母さんの病気や年齢について調べてみました。
となりのトトロ・お母さんの病気は?
お母さんの病気ですが、作中では何の病気か言及されていません。
ですが結論、肺結核だと言われています。
となりのトトロ演出覚書の中に、「肺に関することで入院中」という記載もあるそうで。
小説の設定では完全に結核となっているそうです。
それに加え、作中お母さんが入院している病院である「七国山病院」のモデルになっているのは、東京東村山市八国山にある「新山手病院」らしく、そちらの病院では結核の治療をしていたそうです。
この時代に結核となると、かなり重い病気のイメージがありますよね。
ですが、トトロのラストお母さん元気になってましたよね?
これにはキチンとした理由があります。
過去に他のジブリ作品「風立ちぬ」について書きましたが、ラストヒロインの菜穂子さんは主人公の元を病気の治療のため去っていきます。
あれマジきつい
この時代結核はほとんど手の打つことがない病気でした、ですが。
昭和20年代頃に結核のワクチンが日本に持ち込まれているようなので、トトロの舞台である昭和30年代ごろには完全に不治の病というわけではなかったのではないでしょうか。
そう考えるとお母さんが治ったのも納得できますよね。
お見舞いに行ったりするシーンも時折見られるのでピーク時ほどの隔離されている様子も見られません。
あと、お母さんが妊娠していたなんて説もありますよね。
もしかすると妊娠により免疫が下がることによって結核になってしまった、という可能性もあるのかもしれませんね。
なぜ、宮崎駿監督の作品に結核が出てくるのかというのには理由があります。
それは、監督自身のお母さんも脊椎カリエスという結核性の病になっていたことからと言われています。
結核ってどんな病気?
結核とは、結核菌によって主に肺に炎症が起こる病気。
重症の結核患者の咳などで結核菌が飛び、周りの人が直接吸い込むことにより感染します。
ですが、結核に感染しても必ず発病するわけではないらしく、通常だと自己免疫力でなんとかなるみたいです。
自己の免疫で結核菌の増殖を抑えきれなくなると、結核を発病してしまいます。
結核は免疫力の低下とともに発病しやすくなります。
免疫力の低い乳幼児、高齢者などは注意が必
要となってきます。
また糖尿病などの生活習慣病や胃を切除した人、がん治療を受けている人なども同様に免疫力が低下しているので、発病リスクが高いことがデータによりわかっているようです。
いま現在では、早期に確実な治療をすれば完治する病気になっています。
となりのトトロ・お母さんの名前や年齢は?
名前は草壁靖子(くさかべやすこ)年齢は29歳という設定になっています。
子供の頃おばさんだと思ってたのに、、
このことから、お母さんはさつきを17歳の時に出産したことがわかります。(さつきが12歳メイが4歳。)
昭和初期の出産年齢は、婚姻の翌年から30歳になるまでが一般的だったようなので、かなり早いタイミングだったのかもしれませんね。
23~28歳までの間に出産を終える人がほとんどだったようです。
彼女は周囲の反対を押し切ってお父さんと学生結婚した行動力の持ち主という記述もあるようです。
ジブリの女性はみんな強いですね。
となりのトトロ・Twitter
まとめ
今回は「となりのトトロ」のお母さんだけにスポットを当てましたが、ほとんど登場シーンのない彼女ですが、作中における存在はとても大きいですよね。
ジブリ作品に出てくるキャラたちはみんな一人一人にストーリーがあることを再認識することができました。
最後までお付き合いありがとうございました。
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