細田守監督による長編オリジナル作品第2作
『おおかみこどもの雨と雪』
すでに、見られている方も沢山いると思います。少しシリアスなシーンも多いですよね。
この物語は、娘の雪が母である花の半生を語る形で綴られており、
その時々に印象的で忠実に再現された景色、場所が出てきます。
女子大生の花が教室である男と出会うことでこの物語は始まります。
そんな二人が出会った大学って実際にあるの?
あの綺麗な景色はどこ?
今回は、そんな胸をくすぐる
『おおかみこどもの雨と雪』
の舞台、ロケ地についてまとめてみました。
※ネタバレあります
大学はどこ?舞台とロケ地は?
国立市にある一橋大学がモデルになっているそうです。
花が『オオカミ男』と出会うのもここです。
国立大というのが、花のキャラ設定をとても引き立てている気がします。
映画の中でも困難が立ちはだかった時には、本を読んで勉強するシーンが出てきます。
花の勤勉さがそんな所にもよく出ていて、いいですよね。
やっぱりそうゆうことなんですね!
私立大学や東大では花のイメージが変わってきますもんね。
そんな、花がアルバイトをしているクリーニング屋さんなども実際にあります。
ちなみに、このクリーニング屋のシーン15秒らしいのですが、ものすごく細かく描かれています。
細田監督のこだわりを感じさせるシーンとなっています。
二人が待ち合わせに使っている喫茶店も実際に国立にある。
『白十字』というお店です。
クリスマスに花がオオカミ男の彼を待つシーンのあのお店です。
彼が来なくて落ち込んでいるはずなのに笑顔で迎える花には刺さるモノがありましたよね。
映画公開後には、看板の写真を撮りにくる人が多沢山いたらしいです。
これだけ、まんまだと写真も撮りたくなりますよね。
現在、『白十字』は移転が決定しているらしく、あのシーンの場所がなくなってしまうのは少し悲しいですね。
例のシーンの場所もありました、、
あまりにも、あっさり持っていかれて何度見てもなんとも言えない気持ちになりますよね、、
田舎は?
花は独力でこどもの育児に挑みます。
まだ雪と雨が変身を自由にできず、周囲に迷惑をかけはじめたため、都会での育児を断念
人里をはなれて動物も多く、雨と雪が野性的になっても大丈夫という理由から田舎の古民家に移住します。
それが富山県の上市町です。
細田監督の出身地である
富山県中新川郡上市町と隣の立山町
の景観が描かれています。
上市町の伊藤尚志町長から
「町をモデルにした映画を」
と、監督に打診があったことが明かされているらしいです。
東京から富山まで移住する決意が、二人の子供達に対する強い愛情を感じられますね。
なんといっても大自然!以前住んでいた東京の街並みとはガラッと変わっていきます。
実際に彼女たちが住んでいる家もあります。
アニメのまんまですね笑
まさに野生的な雨と雪に、ピッタリなばしょですね。
花が雨漏りを直すシーンが個人的にはお気に入りです。
古民家をリノベーションするのが流行ってるけど、あんな大きい家を一人で修理する花は只者じゃないですよね笑
狼子供を育てるにはあのタフさが必要なのかもしれませんね。
雪と雨が通った学校も、
『田中小学校旧本館』
実際に使われているそうなので、普段見学することは出来ないみたいです。
弟の雨が、どんどん自然に惹かれていくシーンの中に出てくる場所も、実際にある場所です、実在するのが驚きの景観ですね!
雨が先生(きつね)と水を飲んだ場所も。
『称名滝』
落差日本一、流れ落ちるその落差は350mにもなります。
一度は行ってみたいこの絶景!
そして続いて
『みくりが池』
6月まではすっぽりと雪で覆われているらしく、7月から10月はその美しい紺碧の水面に立山の姿を映し、それを見に来る観光客は絶えないらしいです。
まさにどーん!です笑
雪に覆われた、みくりが池も素晴らしい景観ですね!
まとめ
今回は『おおかみこどもの雨と雪』の大学やロケ地についてまとめてみました!
細田監督の出身地、富山が舞台ということで監督の地元への愛が作画に込められているなぁと、とても感じる事ができました。
本当に行ってみたい場所ばかりですよね。
あぁ、、旅行に行きたい、、笑
そんなこんなで笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう!
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